診療案内

ガン検診

子宮筋腫の写真
卵巣腫瘍の写真

女性のライフスタイルの変化に伴い、ご婦人のがんの中で子宮体がん、卵巣がんと乳がんは確実に増加しています。これは肥満と少子化により、女性の一生が女性ホルモンであるエストロゲンが優位な状況に変化していることが深く関与しているといわれています。
子宮頚がんは検診が普及したので発症数、死亡数ともに確実に減少しています。これはがんになる前の段階(高度異形成)や上皮内がんで発見され、治癒されるためです。
しかし、最近、頚がんの発症にヒトパピローマウイルス(HPV)が関与していることが明らかになりました。このHPVは性行為で感染しますので、生活環境の変化による性行動の活発化に伴い若い世代に増加しています。ただし、HPV自体はどこにでもいるウイルスですので性交渉による感染の一つと言っても、性行為感染症や性病ではありません。
また、外陰がんや膣がんは非常にまれながんですが、これらのがんはほとんどが高齢者(70歳前後)に多く発症することより、高齢化社会の中で確実に増えるとおもわれます。

子宮頸がん検診

子宮頚がんの写真

初期症状は不正出血や特に、性交時の接触出血がおこるといわれます。
日本では年間8,000人が罹患し約2400人が死亡しています。この40年の間に60~70歳代の発症が減少したのに、20~30歳代だけが増加していると言われています。妊婦検診の初期検査で見つかることもよくあります。
当院では、頚部を擦過し細胞を採取します。
※子宮頸がんワクチン(自費)もとり扱っております。

子宮体がん検診

子宮内膜症の写真

月経以外の出血があるとか、月経と思っていたのに10日以上出血がとまらないようなことはないでしょうか?
子宮体がんの発生には2種類あり、子宮内膜増殖症を伴い、徐々に癌ができてくるもの(TypeⅠ:90%を占めるが、比較的若い40~50歳代に多い。)と、時に子宮内膜(閉経後の萎縮内膜)より一気にがんができることがあります。(TypeⅡ:比較的高齢者に多い。)
がんになる前の病変と考えられているのは細胞異型をともなう場合(子宮内膜異型増殖症)で疑いがある場合は精査が必要となります。
月経の出血なのか、判断に迷う場合は御遠慮なく御相談ください。

月経移動

修学旅行や海水浴、プールなど、月経になるのを避けたい場合があると思います。
予定に合わせて、月経発来を遅らせる方法と早めてしまう方法の二通りがあります。女性ホルモンの合剤(卵胞ホルモン、黄体ホルモン)を毎日、使います。

思春期外来

思春期外来のイメージ

思春期とは 小児期と成熟期の間の移行期であり、性機能の発現開始に始まり、初経を経て第二次性徴の完成と月経周期がほぼ順調になるまでの期間をいいます。その期間は我が国の現状では8~9歳頃から17~18歳頃までとされています。女性の第二次性徴では、身長の発育速度が加速される8~9歳頃より乳房発育が開始し、次いで陰毛が発生、皮下脂肪沈着がみられます。
初経は骨年齢13.5歳から14.5歳の間に約半数で発来し、15歳を過ぎるとほぼ全例にみられます。これは身長発育速度が減速する時期に一致します。初経から1~3年後の16~17歳でエストロゲンの作用により骨端線が閉鎖し、成長が停止して思春期を終えます。初経を迎えても無排卵周期のことが多く、その理由として視床下部、下垂体、卵巣系の各分泌器官がほぼ成熟していても、それらの機能が同調しないためと考えられています。初経後、しばらくしてからエストロゲンによるFeed back機構が成立し、これらの機能の同調が図られることで一連の正常月経周期が確立します。
初経の異常には1.早発月経(10歳未満で月経の発来したもの)2.遅発月経(15歳以上で月経の見られる場合)3.原発無月経(18歳になっても月経のない場合)がありますが、問診から始めて、必要に応じてホルモン精査などを施行させていただいています。月経困難症や月経前緊張症についても必要に応じて投薬など行っていきます。

月経異常

おおきく分けると月経が規則正しく来ない。周期が非常に短い、なかなか来ないなどがあります。超音波検査や基礎体温表の確認をしながら適当な周期で発来させるようにしていきます。


山口医院
産婦人科・小児科
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